病気やケガの人の看護をするのが看護師の仕事ですが、あまりにも仕事がハードなために自身の体調を崩してしまう人が多くいます。
体調への悩みから転職や退職まで考える看護師も少なくありません。
看護師が陥りやすい体調不良の原因と対策についてまとめました。
●体調不良の原因
体調不良が続くその原因は一つとは言い切れません。
むしろ複数の原因が重なり合って体調不良を引き起こしていると言えるでしょう。
人間関係が悪いことによるストレス、夜勤による寝不足、日頃の激務による疲労、不規則なシフトによる睡眠不足と疲労などが考えられます。
●体調不良を改善するには
きちんと勤務体制が管理されている病院では、夜勤が原因で体調を崩すことはあまりありません。
夜勤の後日勤を続けたりするような場合、体調を崩すことがあります。
夜勤明けでもしっかり睡眠がとれるように工夫して熟睡できるようにしていきましょう。
人間関係によるストレスは、溜まり過ぎると頭痛やめまい、胃痛を起こすことがあります。
人間関係が良くないために起こっている体調不良なら、環境を変えることで良くなることがあります。
異動を希望するか、転職を考えましょう。
●思い切って休むことも大事
体調不良のまま働き続けていたら、重大なミスをする可能性もでてきます。
人の命を預かる仕事ですから、続けるのは難しいと思ったらしばらく休暇を取ることも考えましょう。
最近は各病院も看護師の勤務環境を整えるようにしていますから、辛い時は信頼できる上司に相談しましょう。
深刻になりがちな看護師の悩みも、相談できる相手がいれば解決の糸口が見つかりやすくなるのではないでしょうか。